監査論②_監査主体論

<監査主体論>

会計士の業務

公認会計士の業務はいろいろあるけど、法律では2つ規定されている。

 

①財務諸表を監査してお墨付きを与える業務(1項業務)

②財務諸表を作ったり、調査したり、相談に乗ったりする業務(2項業務)

 

一般基準

監査基準の中に一般基準があって、監査全般で注意点が書いてある。

 

1. 専門的能力の向上と知識の蓄積

①財務諸表が複雑で理解するために常に勉強。②監査されてる会社の経理部長に言いくるめられないようにするため。

 

2. 公正不偏の態度と独立性の保持

①公正不偏の態度・・・いいものはいい、悪いものは悪い的な精神状態(一種の悟り)

②外観的独立性・・・株持ってたり、付き合いが長かったりはダメ

 

※1. 能力向上と2. 外観的独立性で悟り状態に

 

3. 正当な注意と懐疑心の保持

 

8. 守秘義務

監査される会社の経営者が安心して資料を渡せるようにするため。

 

責任

民事、行政、刑事の3種類ある。

 

民事

被監査会社、利害関係者両方、監査人がわざとじゃなく間違ってなかったと証明しないといけない。

 

行政:公認会計士個人

やったことによって罰が変わる。

 

行政:監査法人

やったことによって罰が変わらない。どの罰を選ぶか自由に決められる。

 

刑事

試験でほとんど出ないらしい。。。

 

 

 

 

監査論②_監査基準論

<監査基準論>

監査する人はみんなが認める監査のルールを守らないといけない。

みんなが認める監査の基準は4つある。

 

・監査基準

・不正リスク対応の基準(大きい会社だけ適用)

・監査実務指針

・監査に関する品質管理基準

 

監査実務指針の中に監査基準委員会報告書なるものがあって"報告書の目的"、"要求事項"、"適用指針"に分かれている。その中で"要求事項"は原則実施しないといけない。

自己紹介

<自己紹介>

2020年3月から2021年5月短答試験合格、2022年8月論文合格を目標に勉強中の会計士受験生。

地方国立大学理系学部卒業後、メーカのバックオフィス系業務を4年間経験現在5年目。一児の父。

 

<今に至る経緯>

配属して数日後に上司から取引先の財務諸表読んで財務状況報告してといわれ焦る。しかも英語。。

当時 営業利益、経常利益の違いも分からず泣きそうになりながら必死にweblioを駆使して、エクセルに科目と数字を打ち込んでいた。

今思えば配属してすぐの新入社員に取引先とのやり取りを任せられるわけもなく、急ぎではないが時間があればやりたかったことを新人に振ったのだと思う。

(入社4年 取引先の財務状況を当時のようにしっかり確認している人はいない)

ここまではまった簿記・会計に出会えたのは上司のおかげ。感謝しかない。

素直だった当時の私は危機感を覚えて会計の勉強開始。どうせなら資格を取ろうと簿記3級の勉強を独学で開始。勉強開始後すぐの試験に合格。その後1年は簿記から遠ざかっていたが、急に思い立って簿記の学習を独学で再開。不合格、合格を経験するも、勉強を進めていくうちに(級数を上げるごとに)、今までぼんやりしていた論点がはっきりわかる・できるようになるのが楽しく気づいたら公認会計士受験生となっていた。

 

<受験経歴>

2018年11月実施の150回日商簿記2級に不合格。→簿記1級通信講座受講開始

2019年2月実施の151回日商簿2級に合格。

2019年6月実施の日商簿記1級に0点で不合格。

2019年11月実施の日商簿記1級に56点で不合格。

2020年6月の1級受験でのリベンジを誓うも、どうせなら公認会計士を目指そうかと軽く考え2020年3月から通信講座受講開始。

 

<ブログ解説の経緯>

理論科目が苦手で勉強に行き詰ってしまう。予備校講師の人に説明できるレベルが合格できるレベルという言葉を信じ実践を決意する。ただ自分で話していてもモチベーションが続かないのでブログで学習内容のメモを残すことに決めた。主に監査論、企業法、財務理論の要約を投稿予定。